Annaブランドの取り組み

「Miyakojima Anna / 宮古島アンナ」は、宮古島産ハイビスカス花弁から抽出した原料「Pana」を用いて生産されているオリジナル・ブランドの総称です。

品質管理を行う「宮古島あかばなぁ(ハイビスカス)産業化協議会」が認定した事業者が、原料として使われているハイビスカス花弁の栽培からエキス抽出、そして各製品の企画開発から生産まで行っています。すべての製品が宮古島でつくられています。

Anna製品の売り上げの一部は「Anna基金」に預けられ、宮古島の子供たちがスポーツ等の全国大会や島外受験をする際の旅費の補助に活用されます。

また、宮古島産あかばなぁ(ハイビスカス)の栽培は、高齢者や障害のある方が収穫に参加いただく基幹産業の発展にも繋がっていきます。

※「Anna / アンナ」は宮古島の方言で「お母さん」のこと。

Anna基金(アンナ・ファンド / Anna Foundation)

 

 

宮古島の自然と心を、未来につなぐ

宮古島は、周囲を美しい海に囲まれ、ハイビスカスの花の咲き誇る、自然の恵み豊かな島であり、島民の不断の努力によりエコアイランド宮古島として、その美しい姿を保ったまま発展してまいりました。

昨今は、観光客の増加とともに産業が活性化され、生活が豊かになる一方、効率化や開発によって、貴重な自然が傷ついてきている面も否めません。

これから私たちは、この美観の維持継続を島民一人ひとりが心がけ、来訪いただく方々にも協力を仰ぎながら進めていきながら新たなるビジネスを創出して活力あるまちづくりをするとともに、ふるさとの環境を守り、より美しい自然をかげがえのない財産として、末代まで引き継いでいかなくてはなりません。

私たちは、これからの宮古島をより美しい自然とともに、よりよい未来を創造するため、宮古島島民及び宮古島を愛する全ての人々と、「Anna基金」を創設し、「? 宮古島の然と心を、未来につなぐ ?」をキャッチコピーとして、世界一の美しい島宮古島を将来にわたってのこし、それを受け継ぐ子どもたちの育成、発展を目指す事と致しました。

本基金は、幸せを呼ぶ縁の花であるハイビスカスを通じて、島民の皆様一人ひとりが参加し、また宮古島を愛する全ての方々に協力して頂くことによって、長く幸せのふるさと、宮古島の環境づくりとこの思いを託すこどもたちの育成を、ともに作り上げていきたいと考えております。

美しい宮古島を、かけがえのないこどもたちの未来を、美しく発展させることで、宮古島から世界に、希望と幸せの和を広げるために、多くの皆様のご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

本基金は、世界の舞台で活躍し、将来の宮古島のさらなる発展に貢献できる子供たちの糧にしてもらいたいという趣旨で運営され、ご家庭の資力に関わらず宮古島の子供たちが広く、学問・スポーツ・文化継承等の各分野で活躍するための渡航費や滞在費に充てられます。

運営管理は同協議会が執り行い、売り上げの一部を基金に委託いたします。

ブランドづくりの背景

みなさんは、宮古島にどのようなイメージをお持ちでしょうか?

宮古ブルーと呼ばれる美しい海と、風になびくサトウキビ畑の風景に憧れてるかたが多い一方で、宮古島の若者は島外へ流出し、農業従事者の高齢化でサトウキビ生産も後継者不足に悩んでいます。

宮古島を魅力ある働く場としていく方法として、そして女性やお年寄り、障がいがある方にもやりがいある新しい仕事として、“宮古島ならではのハイビスカスを活用した産業” を興していきます。

ハイビスカスを産業化し 宮古島の基幹農産物に!